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Google Meetで「マイクはシステム設定によってミュートされています」と表示される時は?

 

Google Meetで「マイクはシステム設定によってミュートされています」と表示される時は?

Google Meetで通話を行う時、マイクを認識してくれない事があります。その中で「マイクはシステム設定によってミュートされています」というエラーが出る場合があります。

しかしスピーカーと違い、Windows10におけるマイク設定の箇所は複数あり、どこを修正すべきか分かりにくい部分もあります。

今回はGoogle Meetで「マイクはシステム設定によってミュートされています」と表示された時の確認箇所を見ていきます。

音量設定のメニューにはタスクバーから進める

Windowsの音量の設定に関わるメニューは主に3つあります。

  1. サウンドの設定
  2. 音量ミキサー
  3. サウンド(S) / サウンドとオーディオデバイスのプロパティ

いずれもタスクバーの音量設定のアイコンから進めます。

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「サウンドの設定」を確認する

最初に確認するのは「サウンドの設定」です。

「入力」の項目に「マスター音量」がありますが、ここで音量ゲージのスピーカーのマークに×が付いている場合、ここでスピーカーがミュートになっています。スピーカーの部分をクリックするとミュートを解除する事ができます。

「音量ミキサー」を確認する

こちらでは音を再生するアプリケーション別にスピーカーの音量を設定できます。

「音量ミキサー」でも同様にスピーカーのアイコンに×が付いていれば、ここをクリックする事でミュートを解除できます。

「サウンド(S) / サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」を確認する

「サウンド(S) / サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」は盲点になりやすい所です。タスクバーの検索メニューで「サウンド」等で検索しても出てこないメニューだからです。

下記の手順でスピーカーの設定を確認可能です。

  1. 「録音」タブを開く
  2. 右クリックして「プロパティ」を開く
  3. 「レベル」タブを開く
  4. 「マイク配列」のスピーカーのアイコンに×が入っていないか確認する

タスクバーにスピーカーのアイコンがない場合

この3箇所を確認すれば、多くの場合は「マイクはシステム設定によってミュートされています」エラーを解消できると思われます。

しかしWindows Updateの更新状況によっては、タスクバーにスピーカーのアイコンが表示されていない場合があります。その場合はタスクバーの検索メニューで下記のキーワードを検索すれば、メニューを開けます。

  • サウンドの設定:「サウンド」と検索する
  • 音量ミキサー:「音量ミキサー」と検索する
  • サウンド(S) / サウンドとオーディオデバイスのプロパティ:「mmsys.cpl」と検索する

https://storage.googleapis.com/studio-cms-assets/projects/ogO0Yvy5q2/s-396x31_webp_e34af326-9642-4971-bd6d-bf1e73f41696.png

「サウンド(S) / サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」だけは検索ワードが分かりにくく、ここがミュートになっている事がよくありました。

その他の原因:リモートデスクトップで作業を行っている

最近だとノートPCから、会社内や自宅にあるPCへ接続して作業を行う場合があります。接続をした先のPCでビデオ通話に参加してしまうと、通話がうまくいかない事が多いです。

サウンドの設定に問題が見当たらなかれば、接続元のノートPCでビデオ通話に参加しているか確認してみるのもいいかもしれません。