Google Meetで通話を行う時、マイクを認識してくれない事があります。その中で「マイクはシステム設定によってミュートされています」というエラーが出る場合があります。
しかしスピーカーと違い、Windows10におけるマイク設定の箇所は複数あり、どこを修正すべきか分かりにくい部分もあります。
今回はGoogle Meetで「マイクはシステム設定によってミュートされています」と表示された時の確認箇所を見ていきます。
Windowsの音量の設定に関わるメニューは主に3つあります。
いずれもタスクバーの音量設定のアイコンから進めます。
最初に確認するのは「サウンドの設定」です。
「入力」の項目に「マスター音量」がありますが、ここで音量ゲージのスピーカーのマークに×が付いている場合、ここでスピーカーがミュートになっています。スピーカーの部分をクリックするとミュートを解除する事ができます。
こちらでは音を再生するアプリケーション別にスピーカーの音量を設定できます。
「音量ミキサー」でも同様にスピーカーのアイコンに×が付いていれば、ここをクリックする事でミュートを解除できます。
「サウンド(S) / サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」は盲点になりやすい所です。タスクバーの検索メニューで「サウンド」等で検索しても出てこないメニューだからです。
下記の手順でスピーカーの設定を確認可能です。
この3箇所を確認すれば、多くの場合は「マイクはシステム設定によってミュートされています」エラーを解消できると思われます。
しかしWindows Updateの更新状況によっては、タスクバーにスピーカーのアイコンが表示されていない場合があります。その場合はタスクバーの検索メニューで下記のキーワードを検索すれば、メニューを開けます。
「サウンド(S) / サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」だけは検索ワードが分かりにくく、ここがミュートになっている事がよくありました。
最近だとノートPCから、会社内や自宅にあるPCへ接続して作業を行う場合があります。接続をした先のPCでビデオ通話に参加してしまうと、通話がうまくいかない事が多いです。
サウンドの設定に問題が見当たらなかれば、接続元のノートPCでビデオ通話に参加しているか確認してみるのもいいかもしれません。